https://x.com/bu19244800/status/1939881790497595859?s=46
Twitterだと文字数が足りないので日記で書きますわね。
自らの名を冠した、宇多田ヒカル本人そのものといってもいい代表曲『光』だけれど、2002年の発売当初はあんまりそんな風には思われていなかった。寧ろ「宇多田ヒカルらしくない」というのがそれまでのファンとリスナーの中での定評だったかと思われる。
まずは、漢字1文字のタイトルよね。それまでにリリースされたシングル盤のタイトルを羅列してみよう。
1st『Automatic / time will tell』
2nd『Movin’ on without you』
3rd『First Love』
4th『Addicted To You』
5th『Wait & See 〜リスク〜』
6th『For You / タイム・リミット』
7th『Can You Keep A Secret?』
8th『FINAL DISTANCE』
9th『traveling』
10th『光』
あまりに唐突なタイトルだったことが見て取れるだろう。それまで殆どが欧文で、カタカナの単語が3つあるだけだったのがいきなりひらがなも飛び越えて漢字1文字。これは流石にインパクトがあった。
当時は宇多田ヒカルといえばまず取り上げられるのが「英語が堪能なこと」で、「歌がうまいこと」よりもずっと注目されていたのだから、そんなヒカルが「英語でない、外来語でもないタイトルのシングル曲をリリースする」というのはかなりのチャレンジだった。
これは、リリース側もかなり腹を括っていたことが当時のシングルCDのパッケージからもわかる。ブックレットが縦書きだったのだ。CDの歌詞カードといえば殆どが横書きで、特に宇多田ヒカルのように英語混じりの歌詞を歌う場合は横書きでないとダメだったのだが(縦書きに英語挿れられるとまぁ読み難い)、御存知のように『光』の歌詞に英語は出てこない。『ワンシーン・シナリオ・テレビ』は総てカタカナ。なので、歌詞表記が縦書きでも問題なかったのだ。これは、制作者側が意図的に「日本語を大切にした歌」であることをアピールする作戦だったのだと思われる。配信で聴いてる世代は知る由もないけども。
余談になるが、ブックレットが縦書きだと表表紙と裏表紙の印刷が逆になる為、CDのプラケースにブックレットを収める際にフタのツメが反対に当たるので慣れずにブックレットを棄損しがちだった。これから購入してみる方がいらっしゃるならくれぐれも取り扱いにはご注意ください。最早裏表紙を表にして収納した方がいいくらいなのですよ。
この、「タイトルからブックレットに至るまで日本語重視」の姿勢に加えて、それまで2作連続で豪華絢爛だったMVのスタイルが180°変わった事や、テレビ出演でのプロモーションがなかった事、更にCDの売上などなどが絡んで様々な評価が交錯するのだけどどうやらそれを話し始めると長くなりそうなのでまた次回のお楽しみ。
Twitterだと文字数が足りないので日記で書きますわね。
自らの名を冠した、宇多田ヒカル本人そのものといってもいい代表曲『光』だけれど、2002年の発売当初はあんまりそんな風には思われていなかった。寧ろ「宇多田ヒカルらしくない」というのがそれまでのファンとリスナーの中での定評だったかと思われる。
まずは、漢字1文字のタイトルよね。それまでにリリースされたシングル盤のタイトルを羅列してみよう。
1st『Automatic / time will tell』
2nd『Movin’ on without you』
3rd『First Love』
4th『Addicted To You』
5th『Wait & See 〜リスク〜』
6th『For You / タイム・リミット』
7th『Can You Keep A Secret?』
8th『FINAL DISTANCE』
9th『traveling』
10th『光』
あまりに唐突なタイトルだったことが見て取れるだろう。それまで殆どが欧文で、カタカナの単語が3つあるだけだったのがいきなりひらがなも飛び越えて漢字1文字。これは流石にインパクトがあった。
当時は宇多田ヒカルといえばまず取り上げられるのが「英語が堪能なこと」で、「歌がうまいこと」よりもずっと注目されていたのだから、そんなヒカルが「英語でない、外来語でもないタイトルのシングル曲をリリースする」というのはかなりのチャレンジだった。
これは、リリース側もかなり腹を括っていたことが当時のシングルCDのパッケージからもわかる。ブックレットが縦書きだったのだ。CDの歌詞カードといえば殆どが横書きで、特に宇多田ヒカルのように英語混じりの歌詞を歌う場合は横書きでないとダメだったのだが(縦書きに英語挿れられるとまぁ読み難い)、御存知のように『光』の歌詞に英語は出てこない。『ワンシーン・シナリオ・テレビ』は総てカタカナ。なので、歌詞表記が縦書きでも問題なかったのだ。これは、制作者側が意図的に「日本語を大切にした歌」であることをアピールする作戦だったのだと思われる。配信で聴いてる世代は知る由もないけども。
余談になるが、ブックレットが縦書きだと表表紙と裏表紙の印刷が逆になる為、CDのプラケースにブックレットを収める際にフタのツメが反対に当たるので慣れずにブックレットを棄損しがちだった。これから購入してみる方がいらっしゃるならくれぐれも取り扱いにはご注意ください。最早裏表紙を表にして収納した方がいいくらいなのですよ。
この、「タイトルからブックレットに至るまで日本語重視」の姿勢に加えて、それまで2作連続で豪華絢爛だったMVのスタイルが180°変わった事や、テレビ出演でのプロモーションがなかった事、更にCDの売上などなどが絡んで様々な評価が交錯するのだけどどうやらそれを話し始めると長くなりそうなのでまた次回のお楽しみ。